介護保険料の支払いは40歳から支払うことになっていますが、ずっと払い続けてきた介護保険料の恩恵を、いつどのように受けられるか知っている人はあまり多くないのではないでしょうか。
今回は介護保険のサービス内容や、サービスを受けるための条件などを詳しくご紹介いたします。
介護保険サービスは大きく分けて3種類
介護保険で受けられるサービスは多岐にわたりますが、大きく分けると「在宅サービス」「施設サービス」「地域密着型サービス」の3種類です。
「在宅サービス」は訪問介護やデイサービスなど、自宅で生活をしながら受けられる介護サービスです。
「施設サービス」は、特別養護老人ホームや、長期の療養を医療施設で過ごす場合に適用されます。
「地域密着型サービス」は認知症対応型通所介護やグループホームなどのサービスで、お住まいの自治体以外の施設は利用できません。
介護付き有料老人ホームは「在宅サービス」
上記の3種類に分類される介護保険サービスの中で、ちょっとわかりにくいのが「介護付き有料老人ホーム」です。
老人ホームに入るということは在宅ではないのですが、こちらはなぜか「在宅サービス」に分類されます。
他にもわかりにくい施設がある場合は、お住まいの自治体の窓口で確認してください。
介護保険サービスを受けるには
介護保険サービスを利用するためには、まず要介護レベルの判定を受けましょう。
「要支援1～2」「要介護1～5」など、判定を受けた介護のレベルによって、どのサービスの利用が可能かがわかります。
介護度合いによってどんなサービスがあるかは自治体によって細かく異なりますので、いざという時に備えて早めに地域の介護保険サービス内容を知っておくと安心ですね。
まとめ
介護を受けるなんてまだまだ先の事だと思うかもしれませんが、いつその時がやってくるかはわかりません。
介護保険サービスは私たちが今まで支払ってきた保険料が財源ですので、保険料を納めた全ての方が利用する権利を持っています。
ぜひ気後れすることなく、介護保険サービスを利用してくださいね。
